首から下を交換しませんか?
今日はちょっとは動かないと‥。頑張ります。
追記
訂正、みかぜは180㎝でした。なん‥、だと‥。(春の修羅並みの歯ぎしり)
月光条例読破です!!!!
いやーなんか藤田氏らしい最後だった。世にも奇妙なハッピーエンドでした。
【青い鳥】には続編が有って【チルチルの青春】というチルチルの嫁とり物語なんだそうですが、少し調べたくらいじゃメーテルリンク本人が書いたのかファンがモチーフとして青い鳥をダシにして書いたのか解らない‥。ちょっと興味あります。よねっちゃんの感電の元になった本も気になっていていつまでも読まないので途方もないです。
作中で、月の住人が【正しい真実】を重んじているんですが、それについてげっちゃんが要するに私と同じことを言っておりました。
私風:一つの事実は僕等に触れて、それぞれの真実となる。
げっちゃん風:「事実」は一個、でもな、「真実」は受け取るヤツによってイロイロなんでえ!
げっちゃんのがスカッとするからげっちゃんの勝ちですね。
最後の方で工藤さんがさらっと銀河鉄道の事を言うし(友達を助けて死んだカムパネルラは天国へ行けないのでしょうか みたいな事)、センセイの影響は偉大でかなり最後まで響いていた‥。
余計なことを心配するなら、新生した童話の元の作者は無念かもしれませんね。それ、私が書いたのに‥。(私だったら無念過ぎてあの世で泣きながら著作権を訴える/器が小さい人)
ていうかラスボスがヒーローマニアだった‥。何ならげっちゃんのファンだった。
げっちゃんは立派に月の王になって月光の名が相応し過ぎるお人になりました。
でも、げっちゃんに傍に居て欲しい実在や架空の皆が(カラクリサーカス完成直後の)作者に頼んで描いてもらったのが月光条例‥、そういうループな物語でした。
じゃあ、げっちゃんは月と【青い鳥】と【チルチルの青春】と【月光条例】に同時存在してるって事でしょうか。(混乱)
いやー多少距離は感じるけどまたげっちゃんに会えるよ! って感じの終わりで良かったです。最後まではっちゃんの素顔を見れなくて無念ではありますが。(顔は見れなかったけど全裸は見れた)
げっちゃんは優しいですね‥、最後、自分だけ地上へ帰らなかったのは、ラスボスが自分の死にそうな正妻を救ってやれないのか‥、どうしよう‥、って気持ちだけが本物だと解ったから、自分か居ればどうにかなると自分だけ月へ行ったんですね。
一人でも可哀想な人が居るのを見過ごせない素晴らしいデクノボーでした。泣かせるなよ!!!!
でもちょっとびっくりしたな、途中、エンゲキブとげっちゃんはマジで一緒に死ぬのかと思いました。死は悲劇とは限らないとは書いたけど、ちょっとブルーな終わり方じゃないですか‥、でも、私が予想していたブルーな終わり方よりはブルーじゃないかな。
(エンゲキブが一人知らない土地で青い鳥を読んでいるというブルーなラストシーン)
でも良かったのは、げっちゃんがやっと自分が居て誰かの役に立ってるって気づいたこと。敵に言われて気付いてたけど早く気づけよ‥!! いや、本当のデクノボーは自分がデクノボーだって解らないんですよね‥。(わりと他人からデクノボーっていわれまくるけど、デクノボーの良い意味の方に気付かない。)
イデヤの心の変化も解って私からもイデヤにごめんなさいですにゃあ。
げっちゃんの事を実は認めてて憧れてたのに、アラビアンナイト事件でその気持ちを裏切られた気がしてげっちゃんに辛く当たっちゃってたんやな‥、可愛さ余って憎さ百倍だったんやな、アホなのにプライド高くて(しかも自分が好きな子がげっちゃんを好きで)その辺心の葛藤凄かったんだろうな、解るぜ‥。(同類)人間界で活動しているせいか、君はマジでその辺の人間より人間っぽいよ。
さあ、月光条例を読破してもアオイホノオが残っているぞ‥。アオイホノオは月光条例と同じくらいあって今半分くらい読んであります。
アクション漫画じゃないから読み進めるのどうしても遅くなるんだけど‥、ホノオ君達がクズ過ぎて面白いので読めます。ていうか実在のダイコンフィルムメンバーとかが出てくる半フィクションみたいなものなので(フィクションと言い張ってるけど絶対半フィクション)庵野さん(エヴァの人)達の出世コースとかが気になる人は面白いと思います。(次はアオイホノオをすすめてくる)
ダイコンフィルムはYouTubeで探せばミックスリストが出てきます。
学生が当時の技術で作ったんだと思うと凄いですよ。
追記
何か……、虚無感が……。
良い話を読み終わった時特有の虚無感に襲われております。
童話や神話はモチーフという名の父になれますよね、私も父とか祖となるものを作りたい欲が‥。(モチーフを使ったものを越えたい欲)
私は本当の神話に会ったので知っているから書けるはず、手紙という形で残してあるけど、文章に出来るのに知っている事をちゃんとまとめないで残さないのは罪なような気がします。少なくとも残せないのは私は嫌だな。
誰も信じてくれなくても納得してくれなくてもいい、私が納得出来る形で一冊の本にまとめられればそれでいい。「此処に事実在り」と折れない旗を生涯の内に刺せればいい。
これは誰かに向けたメッセージではなく、私から私を救って下さった方に向けたささやかな恩返しだから。
月光条例の余韻が消えたら自分の作品を進めよう。
多くの人がそのように、私も【青い鳥】をモチーフとしてよく使った、これからも使うかも。
月光条例の最後のあたりのチルチルの姿が、私が作った歌の一節とよく被った。
「行ったこともないような虚空の色に染め上げた
小鳥はいつかボロボロの 手の中で息絶えていた」
本当に素晴らしいシンボルです。最後に読者へ語り掛けてくる童話の主人公は珍しい。
「青い鳥が必要だ、あなたたちの近くにも、青い鳥が居たら教えて下さい‥。」
でもきっとそれは灯台下暗し。
ナンバーワンかオンリーワンかではなく、自分が納得できるものを作りたい。
もっと自分を信じれば出来るはず、自分を信じていた頃の私は何でも出来ていた気がする。
頭の中にあるものを引きずり出すのは容易じゃないけど、具現化出来ると信じてほぼ100%具現化していたはず。
今は自分を疑っているから出来る事が限られている、自分に自分で鎖を巻いている。
出来なかったらどうしようと怯えて踏み出せないのは私だけじゃないと思う。
それでも踏み出した者だけが何かになれるんだ。
私は何かになりたい。私は名前の無い怪物だから。生まれただけで何者かになれる正常な遺伝子の人とは違うから。
私は私が異常だと一番早く気づいて、でも一番認めたくなかったよ。
そんな運命の元で苦しみながら生きる事を選ぶ勇気が無かったよ。
でも勇気とかそんなものも飲み込むくらいに私は自分が怪物であると認めざるを得なかった、自分と他人に嘘を吐き続けて生きるビジョンが見えたから。私はいつかそれに耐えられなくなる未来が見えたから、異常者という事をまず認めた。
大変なのはそれで終わらなかったんですけどね。自分でも飲み込むのに苦労した事実を理解が必要な他人に解らせなければいけなかった。
何故か随分怒られたり腫れ物に触るような態度をされたり不躾に不快にさせられたり色々あったけど、もういいかなと。
正直治療は終わっていません。外科治療と投薬治療をしてきたけど、外科治療は色々理由が有ってこれ以上は進められない。投薬治療の名残が少しずつ体に響いている感じ。
多分死ぬまで響き続けると思う。
何だか大脱線したけど、生き方で観ている世界は変わりますよね。
常識から逸脱した不幸に遭っていない人と遭いまくっている人は分かり合えない。
比較的小さな不幸の経験を抱いて生きる人の気持ちを、有り得ないくらい大きな災難に遭いながら生きてきた人は理解できる、大は小を兼ねるので。しかし逆は無い。
なら大災難を生きる者の眺望は残す価値があるだろう。
強い者を助ける運命が私に差し出しているのは一本のペンだ。
あれです‥、良い作品を見ると興奮して飛び火するやつです。
これはきっと私のミラが逃げ回っていないでそろそろ書くのを再開しろって言ってるんです。
怖いけど、もし上手く書けなかったらと思うと嫌な汗が出て手が震えるけど、それでも踏み出した者だけが何者かになれるから。それに、何回も無様に転ぶのは私の場合前提なので。手順と言ってもいい。