親愛なる私のロビンへ。
うたを歌う私の神様。
絶望と希望が折り合った日に生まれた、ショーンの末子。
全盲である。
この日は、薔薇の花を買い、ひっそりと祝っていた。
「貴方の中に希望の子を作って欲しい」と言われて考えた名前が「Lit」
littleの短縮形、愛おしいもの、可愛らしいもの、守りたくなるもの、そんな意味。
この子が生まれてConfinementが生まれた。私の基礎になる物語が。
一番最初に作った、歌声が入った歌もLitの歌だった。
Litの正体は神殺しのスズメに殺められた鳥である。
夕闇カラスであるLastに連れられて、幽囚の部屋「Confinement」へ向かっている、そこで待つ部屋、ショーンの長子Lostの元へ。
全てが元の形に戻る為に向かっている、それは私たちが小さなクリストであると、神より授かった叡智に導かれた解に等しい。
おめでとう、私の神様の部分。
私だけは君を祝い続けるよ、君を思い出し続ける、そんな重要な部位。