Master's diary

特にテーマは有りません。小説の進捗や絵、本人画像をよく上げます。BLや暗い内容のものも多く有りますので、閲覧時にはご注意下さい。

HAPPY BIRTH DAY DEAR Lit.

親愛なる私のロビンへ。

 

うたを歌う私の神様。

絶望と希望が折り合った日に生まれた、ショーンの末子。

全盲である。

 

この日は、薔薇の花を買い、ひっそりと祝っていた。

「貴方の中に希望の子を作って欲しい」と言われて考えた名前が「Lit」

littleの短縮形、愛おしいもの、可愛らしいもの、守りたくなるもの、そんな意味。

この子が生まれてConfinementが生まれた。私の基礎になる物語が。

 

一番最初に作った、歌声が入った歌もLitの歌だった。

Litの正体は神殺しのスズメに殺められた鳥である。

夕闇カラスであるLastに連れられて、幽囚の部屋「Confinement」へ向かっている、そこで待つ部屋、ショーンの長子Lostの元へ。

 

全てが元の形に戻る為に向かっている、それは私たちが小さなクリストであると、神より授かった叡智に導かれた解に等しい。

 

おめでとう、私の神様の部分。

私だけは君を祝い続けるよ、君を思い出し続ける、そんな重要な部位。