何か思いついたので‥。何の話なのかこの後どうなったとかは描くかもしれませんが描かないと思います。ガス欠なので。
これのパロディでテニスの勝負が始まるやつも描くかも知れません。
追記
耕作
陽射しが淡い羽衣の様にたゆとっていた昼だった
あちこちから耕作の音がした
農夫は今年も食べないくせにネギのボンボンを
せっせと作っているのであろう
私は私の心の耕作をしなかった
土地は荒れ、所々にタンポポが芽吹いていた
私は思う、ネギのボンボンも
いずれ開くタンポポの綿毛も
然程の差異は無いのではないかと
古鉈に削られた手の平の傷も
ペンを握り呆然とした指に広がったインクの染みも
せっせと働く農夫も、なまけ性の詩人も、何の差異も無い
唯、互いに耕し合った地(つち)と精神(こころ)に
安らかに眠れたら、そんな気持ちで優しく種を撒くのだ
私は今年、火衣草の種を撒いた
秋に咲く花だ、雪の溶け残る今
早過ぎる耕作だ
鍬も何も要らない、指先だけの耕作
私に芽吹くのは、それだけだ
自己嫌悪増し過ぎて自己肯定感下がり過ぎてしんどい‥。
もうだめだ